活動の独創性と今日的重要性



弊社の独創性と経営の3要素



世界的に著名な経営学者ヘンリー・ミンツバーグは、
経営にはクラフト(技・経験)・サイエンス(分析・論理)・アート(直観・創造性)という3要素の適切なバランスが必要だと説いています。

この洞察は、複雑で変化が速く、創造性を要求される現代のビジネスにおいて、
より重要となってきています。

これらの3要素を併せ持った活動領域を持ち、
その総合的な「知」を提供できる団体は多くはありません。
長年に渡り3要素を併せ持った活動を継続している我々は、いささか僭越ですが、
そのひとつであると自負しています。

またそこに、弊社の独創性があると考えます。

私はこれら3要素を「実践知」「科学的アプローチ」「直観・創造性」と解釈しています。



これらの要素における我々の活動を簡単にご紹介しましょう。



実践を積み重ねることで得られる実践知


弊社グループは、2000年よりワクワク系マーケティング実践会を組織し、
全国の企業と実践を継続しています。

会員企業はこれまで述べ4000社以上にのぼり、
常時千数百社の企業が、上場企業から個人商店まで、多様な業種、地域にまたがって、
実践を続けています。


現在のような複雑で変化の速いビジネスには、
豊富な実践に基づく“実践知”が決定的要素であると言われていますが、
言うまでもなく実践知は実践を経ていかなければ得ることはできません。

我々は長年に渡り実践を継続することによって、実践知を生みだしてきました。


また我々の活動の特長は、会員企業の実践結果やデータが弊社に寄せられることです。

すでにこれまでの十数年の活動を経て、
弊社は膨大な量の事例とデータを保有していますが、
これら貴重な実践事例とデータが、常に実践知を更新していきます。


長年の、そして多様な実践現場を持ち、
常に理論とメソッドを実際のビジネス現場で実践していること―

これは我々の活動の大きな特長です。



科学的アプローチによる普遍性の洞察


私は、情報学の学位を持ち、
感性工学や脳科学など主に人間の研究を科学的に行う学問分野で研究を続け、論文を書き、
海外でも研究発表をしている研究者でもあります。

今日、科学的アプローチが重要である理由は、主に2つあります。


ひとつは、実践結果やデータから普遍性を洞察するためです。

実践結果は個別具体的な事象であり、一回性のものです。

従って、ある実践がいい結果を生んだとき、
それが客観的に分析され、そこから普遍的なものが得られない限り再現はできません。
その洞察には、科学的アプローチが極めて有効です。


もうひとつは、科学研究から得られる新たな知見が、これからますます重要だからです。

近年の科学は人間の研究へと漸近しつつあります。

たとえばノーベル経済学賞を受賞した比較的新しい学問である行動経済学も、
合理的判断を下さない人間というものを科学的に分析することで、
経済を読み解こうとするアプローチです。


人間を研究する新しいタイプの科学の分野からは、実践現場に応用可能なヒントが多く得られます。ここでもサイエンスという要素が不可欠です。

代表者自らが本格的な科学的研究を行い、
幅広い学者のネットワークから最先端の知識が活用できる―

これもまた我々の活動の大きな特長です。



芸術や伝統文化の持つ力に支えられた直観・創造性


世界的な経営学者・野中郁次郎先生が近年の論考で提唱され、
アメリカ・スタンフォード大学など最先端のビジネススクールでもアートやデザインの課目が導入され始めているように、

ビジネス界では、これまで重視してこなかった
“アート”を取り入れようとする動きが盛んになりつつあります。

これは、アートやデザイン、伝統文化の持つ力が、
これからのビジネスに一層重要な見識を深め、直観力や創造力を発動させ、磨くことにつながるからです。


私は、もともと“美学”という学問分野の出身です。

美学とは文字通り美を研究主題にしている学問であり、アートの領域を扱うものです。

また、子供時代から映画を撮り、楽曲を作り、
20代には仕事でステージショーを作ってもいた“そちら側の人間”の下地を持っています。


我々は、これまでの実践活動や理論・メソッドの開発・提唱、研究においても、
アートや伝統文化の持つ要素を重視し踏まえてきましたが、
近年は、京都・弘道館などのアートや伝統文化に精通したネットワークとの関係を一層深めています。

そして、より積極的かつ計画的に、
ビジネスのなかにアートや伝統文化の持つ要素を取り込み、
ビジネスパーソンが新たな力を獲得できるよう、
その方法や具体的なプログラム開発を行っています。


代表者自らがそもそもアートの分野の出身であり、
幅広いアートと伝統文化のネットワークとの共創によりその力を獲得する術を開発する―

これもまた我々の活動の大きな特長です。